どうも、ケビン松永と申します。
新卒で大手SIerに就職し、15年間システムエンジニアとしてサラリーマンをやっておりましたが、40歳の時に思い悩んだ末に独立してフリーランスSEに転身しました。
憧れの在宅リモートワーク
フリーランスと聞くと自宅で仕事するイメージありますけど実際どうなんですか?
在宅リモートOKかどうかは案件とクライアント次第ですね
「フリーランス」という言葉には、魔法の力があります。
フリーランスについて調べるにつれて、満員電車からも解放され、嫌な上司からも解放され、そして劣悪な職場環境からも解放されて
自由に仕事するんだ!!
という気分になってきますけど、実際のところ、在宅リモートワーク事情とかはどうなんでしょうか?
この記事をお読みの皆様も気になりますよね。
そんな訳で、今回の記事では「フリーランスエンジニア(SE)向けの在宅リモート案件の実情」に迫ってみたいと思います。
フリーランスエンジニア(SE)案件の分類
フリーランスエンジニア(SE)向けの仕事は、大きく2つに分類することができます。
- タスク型:数日〜数週間で限定された業務範囲・成果物の仕事をする
- プロジェクト型:数ヶ月〜数年で広範囲の業務範囲に従事する
タスク型はシンプルなウェブサイト作成、プロジェクト型は企業が使用するシステム開発というようなイメージですね。
2つの分類のうち、タスク型については在宅リモート完結型の仕事も多いです。大手クラウドソーシングサイトのランサーズやクラウドワークスで検索してみれば
ウェブサイト製作だったり、簡単なプログラム・ツール作成の仕事がたくさんあります。ほとんどは在宅リモートで完結する仕事でしょう。
ただし、タスク型の仕事は単価が安い。。
1件あたり数万円が相場ですね。わりと高単価のウェブサイト製作でも30万円ぐらいが上限です。いくらフリーランスが自由だと言っても、稼げないとなると本末転倒です。
実際、私が再三再四このブログでお勧めしているのは、単価の安いタスク型の仕事ではなく、もっと高単価なプロジェクト型のフリーランスエンジニア(SE)案件です。
では、そういったプロジェクト型の仕事では、在宅リモートの案件は無いのでしょうか。。
結論から申し上げますと、案件数はそう多くはないですが、プロジェクト型でも在宅リモートの案件はあります。
在宅リモート案件は、ありまぁす!
ギークスジョブで在宅リモート案件を検索してみる
ギークスジョブは、渋谷にあるギークス株式会社の運営するエージェントです。こちらはフリーランス業界でも15年の実績がある老舗のエージェントになります。
ギークスジョブの案件検索ページでは、「リモート可」という条件を指定して案件を検索することができます。
2019/7/4現在でリモート案件を検索したところ、15件がヒットしました!
在宅リモート事例1:Ruby/お部屋探しwebアプリケーション開発案件・求人
最近、Web系の開発はクラウドでやる事が多くなってきました。
開発環境も、開発管理も、コミュニケーションも、全部クラウドサービスを使っていると、少しづつオフィスに通勤する意味が薄れてきます。
ですので、小規模でベンチャーライクなシステム開発で、コロケーションを重視しない社風だと、こういったプロジェクト型の仕事でも在宅リモート可能な案件があったりしますね。
在宅リモート事例2:AWS/環境の移行案件・求人
こちらはAWS案件です。プログラム開発と同じように、プラットフォームについてもクラウドが当たり前となってきておりますので、環境管理や移行といった仕事についても、在宅リモート可能となってきました。
在宅リモートワークの将来展望
私も経験ありますが、在宅リモートって聞こえは良いですけど、実際にやってみると自宅で仕事ってなかなか捗りません。自宅に居ると、どうしてもいろんな邪魔が入りますし、誘惑も多いです。
ですので、自宅そのものよりも、自宅の近くにあるコワーキングスペースとかが使えると最高ですね。
私は前職に勤めていた時に、会社が契約していたサテライトオフィスが自宅最寄の隣駅にありまして、そこを使っていた時は非常に働きやすかったです。
- 朝、自宅からサテライトオフィスに行き、7時半から早めに一仕事を済ませる
- 昼の時間を使って出勤、午後からオフィス勤務
とか
- 午前中は普通に出勤して、昼の時間を使ってサテライトオフィスに移動
- 午後はサテライトオフィスで仕事をして、定時になった瞬間に子供を保育園に迎えに行く
というような使い方をしていました。
今後もどんどん、在宅リモートワークの流れは加速していくんじゃないかと思いますが、個人的には「在宅」よりも、自宅近くのサテライトオフィスの方に可能性を感じております。
フリーランスエンジニア(SE)在宅リモート案件の実情はいかがでしたでしょうか
テクノロジーの発展で、物理的には在宅リモートで仕事をすることは可能となってきております。
ですので、在宅リモート可能かどうかは、クライアントの稼働管理の考え方や社風に依るところが大きく、時代が下るにつれて対応可能な案件はどんどん増えてくることでしょう。
わりと近い将来に
・地方都市に在住し
・週1ぐらいで東京に出張(通勤)
・それ以外はリモートワークという働き方にシフトしてくるんじゃないかと思料してます
アメリカ居た時に、わりとそういう働き方を見た気がする。
なので、飛行機・新幹線へのアクセスの良い地方都市はまだまだ可能性あるなと
— ケビン松永 (@Canary_Kun) May 10, 2019
でも僕ちんは、郊外ターミナル駅のサテライトオフィスには未来感じてます。
ZoomみたいなWeb会議とグループウェアが、もう一段進化すれば、毎日出社しなくても良い職種が増えて来るはず
— ケビン松永 (@Canary_Kun) March 28, 2019
【2021年1月追記】コロナ禍で状況は大きく変わった
2020年に日本を襲ったコロナ禍は人々の働き方を大きく変えました。
ぶっちゃけ、IT業界はリモートが当たり前みたいになってきましたね。フリーランスエージェントにもリモート専業のところが出てきました。
リモートビズ
リモートビズは、場所を選べない地元ワークをテーマとしたリモートワーク専門のエージェントです。
IT関係の仕事を中心に、場所を選ばない仕事をご紹介しています。WEB系企業の直案件がほとんどですね。
リモート、週3日、時短などの働き方にマッチした仕事がそろっていますので
- PHP
- Ruby
- Python
- Java
- Swift
プログラム言語の実務経験がある方は、ちょっと覗いて行ってみたらいいんじゃないかと思います。
家庭の事情などで住んでいるところを離れられないけど、リモートで都心の案件に参画できるのはありがたいですよね。
リモートビズでは登録者に無料のオンラインサロンを設けているため、エンジニア同士で情報交換が可能です。
また、業務委託だけでなくフルリモート可の正社員の案件の紹介も行っています
エンジニアの方で、地方都市在住だけど、フルリモートで東京の会社に正社員で転職したという事例を立て続けに聞いて、わりと衝撃を受けている
IT業界で、今後はそれが当たり前になってくると、地方と東京の賃金格差とか、オフィスとか、住まいとか、いろんなところにインパクトありそう
— ケビン松永 (@Canary_Kun) December 25, 2020