どうも、ケビン松永と申します。
新卒で大手SIerに就職し、15年間システムエンジニアとしてサラリーマンをやっておりましたが、40歳の時に思い悩んだ末に独立してフリーランスSEに転身しました。
ケビンさん、ぶっちゃけ今の年収っていくらですか?
600万円です!(キリッ
ええ!? フリーランスになって年収上がったんじゃないの!? おいケビン! なぁあああああ!!!
法人化すると年収は自分の好きに決められる
すみません。。種明かしをしますね。
私は、独立とともに自分の法人を立ち上げておりまして、そこから役員報酬を取っております。
自分自身が株主かつ代表取締役のオーナー会社においては、役員報酬の金額というのは自分で決めるものなので、年収という数字にさしたる意味が無いです 笑
代表者取締役ケビン松永は議長席に着き、直ちに議事に入った。
第1号議案 役員報酬の決定に関する件
議長は、取締役の役員報酬は、代表者取締役に一任してもらいたい旨を述べ、その議決をはかったところ、一同これを承認可決した。(自分しかいない) https://t.co/70oCUBhHAO
— ケビン松永 (@Canary_Kun) October 17, 2018
年収を増やすと社会保険料と税金が増える
サラリーマンとして働いているとあんまり意識をしないのですが、法人になると「社会保険料の事業主負担分」を払う必要があります。
健康保険料率 (介護保険含む):11.63%
厚生年金保険料 :18.30%
仮に、代表取締役に1000万円の役員報酬を支払おうとすると、上記の半分のざっくり15%、150万円を事業主負担分として収める必要があります。
もらった代表取締役は、その1000万円の中からざっくり
- 社会保険料:150万円
- 所得税: 77万円
- 住民税: 60万円
- 合計 287万円
を支払うことになります。
オーナー社長の目線からすると、事業主負担分・代表取締役支払い分を合わせると、トータルで437万も社会保険料と税金を支払うことになってしまうのです。。
年収は低ければ低いほど良い
(41歳 自営業)— ケビン松永 (@Canary_Kun) July 5, 2019
逆に、年収を下げると社会保険料や税金が下がりますし、各種公的扶助の所得制限を受けずに受給できるようになります。
私は子供が3人おりますが、サラリーマン時代は小児医療費助成や児童手当については所得制限に引っ掛かってしまい、ほとんど受給できておりませんでした。
しかしながら、独立して「年収が下がった結果」また満額貰えるようになっております。
実は妻も役員報酬を600万円取ってますので、世帯の年収は1200万ですね
ケビン松永のリアルな(?)年収
私のように自分の法人を構えると
「いかに役員報酬ではなく、経費という形で会社から金を引き出すか」
というテーマになるので、サラリーマン時代の年収と比較するのはなかなか難しいのですが、出来るだけ年収を多く取ろうとするのであれば
「ITコンサルとしての年収は2000万円」ぐらいになります。
前職の年収が1000万円を超えたぐらいでしたので、独立してフリーランスになった結果、年収は2倍弱ぐらいになったというところですね。
こちらの記事でも書きましたが、年収2000万円と言うと前職での役員級の報酬水準です。
- あと10年頑張って出世して年収2000万円をもらうのか
- いま独立して年収2000万円相当を手に入れるのか
というマシュマロテストを受けて、私は目の前のマシュマロを食べてしまいました 笑
まあ10年先の話ともなると、私が順調に出世できるかも分からないですし、会社の業績が傾くかもしれませんので、そうであればとりあえず目の前のマシュマロを食べてしまってから次を考えようかなと判断し、行動に移した次第です。
正直に申し上げますと、1人月として稼働しているITコンサルとしては、年収2300万ぐらいのところに上限値があります。
先ほど、「ITコンサルとしての年収は」とわざわざ書いたのは、現時点でもITコンサル以外で売上がありまして、今後はさらに多方面から売上を増やして行こうと考えているからです。
入居者の生活の基盤である家を
単なる収入の手段としてしか見てなかったので、家主と地主を定期購読して、大家コンプライアンス意識を高めてきます— ケビン松永 (@Canary_Kun) June 18, 2019
こちらの対談でもお話しましたが「フリーランスが収入をアップさせていくには?」というのは大きなテーマでありますので、自分なりにいろいろと考えながら日々行動に移しております。
自営業には本業も副業もないんや。家族抱えて生き延びるのが本業なんや
天は年収の上に年収を作らず 年収の下に年収を作らず
「起きて半畳寝て一畳、天下取っても二合半」という言葉もありますし、年収が高ければ高いほど良いかと言うと別にそうでもなくて、私にとって重要なのは幸せにストレスフリーに暮らせるかどうかです。
いくら稼いだとしても、高い名声を得たとしても
・炊きたてのご飯を頬張り
・柔らかい布団で寝るという幸せには勝てない。
人生で起きるすべての事柄は
コメと布団の引き立て役なのです。— ケビン松永 (@Canary_Kun) July 3, 2019
そして、私がどんなに頑張って年収を上げていったとしても、敬愛する白石先生には絶対に叶わないませんので、自分の土俵を意識してコツコツと取り組んで参りたいと思います。
年収なんて高くなればなるほど変な奴が寄ってきてそれを見極めたり良い人も疑ったりしないといけないからより大変になる。だからそんなこと気にしなくてもいい年収6,000万円くらいがちょうどええわ。
— Yohei Shiraishi (@yh_shiraishi) June 3, 2015
他人と比較することでしか幸せを感じられない人はどれだけたくさんのものを持っていても不幸やな。お金なんて年収6000万円、純資産20億円くらいあればそれでええやん。
— Yohei Shiraishi (@yh_shiraishi) October 2, 2018