withコロナ時代に社長から飛んできそうな指示を想像してみる

椅子に座るビジネスマン

どうも、ケビン松永と申します。

新卒で大手SIerに就職し、15年間システムエンジニアとしてサラリーマンをやっておりましたが、40歳の時に思い悩んだ末に独立してフリーランスSEに転身しました。

システムエンジニア(SE)が独立してフリーランスになったら【いきなり年収が1000万】増えました

緊急事態宣言が解除された後の日本はどうなるか

私はフリーランスで働いているということもありまして、世の中の先行きがどうなるかはすごく気になるんですね。

零細企業はポジショニングを誤ることが死に直結します。

ですので、最近は専らwithコロナ/アフターコロナ時代はどうなるのかなーという事を考えながら、情報収集や妄想に励んでおります。

喉元過ぎれば熱さ忘れる…?

「コロナで世界はこう変わる!」みたいな記事を読みながら、いろんな思いに耽っているのですが

個人的には「新しい生活様式」というような事も、1年ぐらい経つと徐々に忘れられるのではないかと思うんですね。

感覚的にですが半分ぐらいの人は気にするし、半分ぐらいの人は気にしない、そんな感じに収束していくのではないかと思っています。

 

企業や公的機関の対応は異なる

個人や零細企業としては「あんまり気にしない」というソリューションを取ることが可能だとは思いますが

一方で、社会的責任が伴う大企業や公的機関はそういうアプローチは取れないだろうなと想像します。

例えば、あなたが経団連に加入している中堅企業のサラリーマン社長だったとしてですよ。

「コロナなんて風邪の類なんだから気にすることない。経済を回す方が大事」

なんて事を言ってたら大変なことになります。消費者から不買運動も起きるかもしれないし、取引先からも忌避されるかもしれません。

ここまでコロナ禍が大きくなってくると、withコロナ/アフターコロナ時代は、責任回避型のサラリーマン社長ほど「当社はコロナ対策をやっていますアピール」に力を入れてくるのではないでしょうか。

そんな背景を踏まえて今回のエントリーでは、そんな感じの責任回避型ダメ社長が飛ばしそうな指示を勝手に妄想してみます。

第2・第3のコロナが流行したらどうするんだ!

責任回避型のダメ社長の思考は、基本的にはこのフレーズに回帰してくると思われます。

企業はBCP(事業継続計画)という観点を持ってリスク管理を行っていく必要がありますから、次にコロナ禍と同じような事態に陥っても、ある程度は対応できるように計画を考えておく必要があるわけです。

最初にIT部にこんな指示をする

「全社員が自宅からリモートワークできるようにしろ」

「いや、社内インフラ増強するのに、機器の調達とか回線の増強とか工事に時間かかるんですけど」

などと現場から反論されますが、社長の自分には何が現実的で何が非現実的なのか細かいことは分かりませんので、そこはとにかく最短でやれ!と権力を背景に押し切ります。

社員全員がリモートワークできるようにするための回線費用を常時払い続けるの、めっちゃお金掛かる。

 

今日から俺はもう判子は押さない

そしてある日突然、「物理的な判子を使った業務は全て見直せ」「今日から俺はもう判子は押さない」と言い出します。

「社長、突然そんなこと言われても、物理的な判子を前提としてISO9001で業務を規定してしまってますし、取引先が電子契約に対応してないことだってありますし」

などと現場から反論されますが、社長の自分には何が現実的で何が非現実的なのか細かいことは分かりませんので、そこはいいからやれ!と権力を背景に押し切ります。

しょうがないから秘書室長が社長のパソコンに「職印くん」をインストールして、Wordに押印してもらう事でその場を納めました。

御前会議もリモートでやることに

これまでは大会議室に何十人も集めて御前会議を毎日のようにやっていましたが、紙資料も全部廃止してリモートでやることに決定。

「これまで紙で配布していたA3資料のフォーマットを全面見直しする必要があるのでお時間ください」

と事務局から反論されましたが、そこは来週からやれ!と権力を背景に押し切りました。

 

地方出張・海外出張は禁止で基本的にテレカン

コロナ禍で出張禁止してたけど、ぶっちゃけ仕事で困ることはあんまりなかった。出張の目的の半分以上は仕事ではなくて、遊びだったなーと改めて痛感。

自分も昔は「現場・現物・現実を見ないとプロフェショナルとは言えない」と宣って大きなプロジェクトが終わって後には、福岡にカラ出張を入れてたりしたけど

最近は長距離移動も体に堪えるし、もうそんな時代じゃないから旅費も大幅カット!

「自分の時代だけ楽しむだけ楽しんで、ちょっとズルくないですか!?」

という陰口が部長連中から聞こえてきそうだけど、そこは予算が厳しい事を背景に押し切ります。

 

会食・接待・社内飲み会も原則禁止

「当社社員が歓楽街でコロナに感染しました」なんてニュースリリースは死んでも出したくない。だから社内飲み会も禁止だし、会議費交際費も大幅カット。

 

そんな妄想から繰り出される買い/売り推奨銘柄

冒頭に申し上げたように個人の生活はあんまり変わらないかもしれませんが

会社活動はけっこう変わるのではないかと思ってまして、その変化は一過性ものではなく、アフターコロナ時代もずっと続くのではないかと思いながら、買い/売り推奨銘柄を模索しているところなのでした。

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