どうも、ケビン松永と申します。
新卒で大手SIerに就職し、15年間システムエンジニアとしてサラリーマンをやっておりましたが、40歳の時に思い悩んだ末に独立してフリーランスSEに転身しました。
働き方改革で残業は減ったけど将来が不安…
副業したいけど、ランサーズとか見ても単価が低くて大変そう
アフィリエイトとかじゃなくて、今の仕事の延長線上で副業できないのかな
最近、私の周囲でも副業に対する関心は非常に高くて、こんな声をたくさん聞きます。
こちらの記事では昨今の副業ブームの背景を解説しつつ、専門スキルを備えたプロ人材向けの副業をご紹介して参ります。
勤め先と年金の不安
最近の副業ブームの背景には、ひとえに勤め先の不安があります。
「大企業に就職すれば、一生安泰である」という価値観は既に崩壊しており、これまでの日本社会では、絶対に大丈夫と思われていた大企業が、次々と破綻や経営不振に見舞われております。
さらに、勤め先の不安に加えて、年金の不安が重なっております。
政府は「人生100年時代」という施策を打ち出そうとしておりますが、その裏には「65歳から年金が支払ってると財政が持たない」という事情があり、徐々に年金の支給開始年齢を遅らせていくという方針を打ち出そうとしております。
国民の皆さん、(年金払えないので)身体の動く限り働いてください
(年金払えないので)副業推進していきます
国にはもう頼れない
財政の収支が全然合っていない
現在、日本の財政は持続可能な状態にありません。小学生でも理解できるぐらい、収支が全然合っていない。
その要因のうち、もっとも影響が大きいのは社会保障費(年金・健康保険)です。
すでに歳出の1/3を占めていて、さらに年々増額しております。このままの状態では、財政が持続不可能であるため、国としても手をこまねいているわけにはいきません。
マイナンバーの導入
マイナンバーの導入の最初の目的は 「資産家の老人に社会保障費は給付しなくていいよね」というところを捕捉するところにあります。
現在の日本の制度ですと、「普段は質素な暮らしをしているが実は資産家の老人」にも手厚い社会保障が給付されているのです。
だからマイナンバーで名寄せをして「財政が苦しいので、資産がある人に社会保障費は給付しません」ということを実現したい。そのためのマイナンバー導入なわけです。
消費税の増税
消費税を増税するのも、社会保障費対策です。社会保障財源のために所得税や法人税の引上げを行うと、現役世代ばかり負担が増してしまって厳しいので
消費税を使って、高齢者を含めて国全体で負担しましょうという話です。
勤め先にも国にも頼れない時代になってきている
少しでも自力で稼いで行かないと先行きが不安
たしかに不動産融資は締まってきたけど、不動産を欲しい、家賃を受け取って不安を解消したい、と言うニーズはなくなっていない。したがって、このニーズをどのように我々が吸収して、どのようなプロダクトを提案できるか思考するフェイズなのだと考えています。
— あくのふどうさん (@yellowsheep) December 12, 2018
副業の環境は整ってきてるが…
政府が推進している働き方改革の結果、自分の実感としても、だいぶ労働時間は縮減してきた感じがします。
経団連の労働時間実態調査などを見ても労働時間の縮減、年休取得率の向上は見てとれてきて、業種や職場によってのムラはあるものの、社会全体としては労働時間は減ってきているのではないかと思われます。
それに伴い、空いた時間を使って副業をやりたいという需要は非常に高まっていると感じます。
確かに週休1日になってもいいんで月10万の副収入は欲しいですねぇー
— りんご太郎🍎🍏 (@motoyamadadesu) 2018年12月28日
しかし、ランサーズなどのクラウドソーシングを覗いてみると、ぶっちゃけあんまり良い仕事は無いんですよね。。
- 平日夜や休日を活用できて
- 在宅リモートなどでできる仕事
となると、ライバルが学生・専業主婦・貧乏フリーランスとかになってくるので単価も低い仕事が多いです。。
皆さん探してるのはそういうのじゃないんですよね~
- 平日夜とか土日を使いたい
- 在宅で作業がベスト
- 月に10万ぐらいは稼ぎたい
- これまでの仕事の経験が生かせる
ワガママ言ってすみませんけど、そんな副業ありませんか?
数は多くはないけどありますよ!
プロ人材におすすめの副業サイト
副業ニーズの需要の高まりと昨今の人手不足の背景から、プロ人材に副業を紹介する専門のエージェントが立ち上がってきております。
今回は2つのおすすめエージェントについて紹介します。私も実際に登録してみました。
プロの副業
プロの副業は、株式会社ホールハートが展開する、プロ人材の本業を活かした副業紹介サービスです。
プロフェッショナルなスキル・経験・人脈を活かし、ライフスタイルに合わせて「週1」や「月1」からの仕事をマッチングしてくれます。
プロの副業のサイトは、実際に副業をしている方々のインタビュー記事が充実しています。
ミリオンダラークラブ を主催しているアフロさんの記事もあります。
Workship AGENT
Workship AGENTは、株式会社GIGが展開するプロフェッショナル人材向け、フリーランス・パラレルワーク案件を紹介するエージェントです。
ターゲットとしている人材はITエンジニアだけでなく
- デザイナー
- マーケター
- ディレクター
- 人事
- 広報
- 財務
といった職種で多岐に渡ります。まずは「土日のみ」「勤務時間終了後から」といった副業的な働き方ができる案件も用意されております。
本気で副業を検討してみるのであれば、こういった副業エージェントに登録することが近道だと言えます。
実際にエージェントに昨今の状況をお聞きすると、副業に対するニーズが非常に強いため、エージェントへの登録者数もうなぎ上りだとのことです。
大きなタスクを細切れにして、流動的な労働力をうまくアサインしていく、ランサーズの進化版みたいな次世代の手配師は、ものすごく需要あると感じます
— ケビン松永 ✨ フリーランスSE (@Canary_Kun) 2019年3月2日
・国や企業に頼れなくない時代は副業で稼ぐ努力が必要
・プロフェッショナル向けの副業エージェントは少ないが存在する
・今後そういったサービスはますます伸びてくると予想される
― チャレンジして失敗を恐れるよりも、何もしないことを恐れろ。本田 宗一郎 -
おすすめ副業エージェント
プロの副業:ライフスタイルに合わせて「週1」や「月1」からの仕事をマッチング
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