学校教育の未来について( #近未来予想図 2020年5月イベント投稿)

Group of kids going to school together.

どうも、ケビン松永と申します。

このブログを書いている人

 

DMMオンラインサロン「近未来予想図」では、少し先の未来はこうなるのでは?ということを自由にブレストしながら、未来予想をエンタメとして楽しむ人が集っております。

5月テーマ 「学校教育の未来について」

今月は「学校教育の未来」というテーマで、サロン内で未来予想を行っております。

緊急事態宣言も5月末まで延長となりまして、学校の再開もまだまだ不透明な状況が続いております。

リモートワークで自宅で仕事しようと思っても、保育園・幼稚園・学校が休みで子供が家にいると、日中は仕事どころじゃありません。

ケビン松永
ケビン松永

保育や教育の仕事が、親に寄せられとるがな

オンライン授業ってぶっちゃけどう?

私は4月の未来予想イベントで、オンライン授業の可能性と、それが社会に与えるインパクトについて考えてみました。

新型コロナウィルスが学校教育に与える影響 ( #近未来予想図 2020年4月イベント投稿)

 

コロナ禍による影響で、先進的な学校ではオンライン授業が続々と立ち上がっております。

我が家の小学生たちが通う公立の学校ではオンライン授業はまだ始まっておりませんが、塾では動画やZoomを使った授業がスタートしました。

実際にオンライン授業が始まって、その様子をみていると、オンライン授業も万能ではなくデメリット・限界も感じます。

 

我が家の小学生達も、塾から配信されている動画を見ているだけでは、何をやったらいいかが分からないし、集中力も続かないといった感じでした。

 

現状のZoomベースの通話アプリでオンライン授業をやると、黒板や先生の顔は見えますが、双方向性にも欠けるし、何より生徒同士で相互補完するようなコミュニケーションが取れません。

学校の意義とは相互学習にあるのではないか

「学校って何のためにあるんですか? 塾や家庭教師では代替できないんですか?」

という突き詰めた極論を自分にぶつけてみても、やっぱり学校には存在意義があると感じるんですね。

その存在意義が何なのかを突き詰めて考えると、それは「相互学習」なのではないかと思い始めました。

個人競技だって集まって練習する

水泳や柔道やテニスみたいな個人競技だって、練習する時は集まってやりますよね

それは、1人で練習するよりも、集まって練習した方が上達するからなんだと思うんですが、その利点を書き出してみると

  • 人が頑張っているところを見てモチベーションが高まる
  • 自分の実力・ポジションが見えてくる
  • 上手い人を真似することで上達できる
  • 他人の失敗から学べる

といったところになるのではないかと思います。

テニスの練習
一緒に練習するといろいろ見えてくる

学校での活動も相互学習が不可欠

スポーツでの事例と同じように、学校における勉強や集団での活動においても、同じことが言えるのではないかと考えました。

先生による授業も大事ですが、さらに大事なのは生徒同士のインタラクションによる相互学習であり、勉強だけでなく、集団生活での振る舞い、リーダーシップなど、非常に幅広い社会経験が学校にはあります。

他人の経験から学べるかどうかが重要

「とりあえず、なんでも自分でやってみる。行動力が大事」

という考えはその通りだとは思うのですが、私がもっと大事だと思っているのは

  • 他人の経験から学べる
  • 尊敬してない人からも学べる

というところでして、「気に入らないけど結果出してる人」から「気に入らないところ」だけフィルター掛けて「結果出してるところ」だけ学べるようになると最強だと考えてます。

どんなに頑張っても1人の人間が経験できる範囲というのは限られている訳ですよ。

だから「自分で経験する」というのも大事ではあるのですが「他人の経験から学べる」というところは圧倒的に重要な要素なんだと思うのです。

オンラインにするだけではたぶんダメ

コロナ禍をきっかけとして、授業のオンライン化が強く叫ばれるようになりました。

 

しかし、現在の通話アプリは、どうしても1対1の電話の延長線上にあって

  • ふらっと立ち寄って雑談する
  • 複数人で会話する
  • 他人の会話を遠目から見聞きする

みたいなことはできません。ここは今後のイノベーションを期待したいです。

そして、(家庭教師や塾と比較した場合の) 学校教育の存在意義は、先生から生徒への一方通行の授業ではなく、徒同士のインタラクション・相互学習にあると考えます。

なので、学校教育の未来を切り開いていくにあたっては、いかに生徒同士で相互学習を促進させるかを念頭に置きながら設計を行っていくべきです。

それを理解しないで、今の授業をとりあえずオンライン化するだけだと「小島よしおのおっぱっぴー小学校」に負けてしまい、その存在意義を失っていくことになるでしょう。

 

 

ケビン松永
ケビン松永

多忙な先生の皆様に無理言ってスミマセン。。

 

学校教育の未来についてまとめ

・他人の経験からも学べるのが集まって学ぶことの利点

・学校の存在意義は生徒同士のインタラクションにある

・生徒間の相互学習を促進する設計が行えるかがポイント

・おっぱっぴー小学校が人気らしい

サロン内の話題をピックアップしてnoteに書いてます


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