コロナウィルス感染症はどう終息していくだろうか

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どうも、ケビン松永と申します。

このブログを書いている人

 

3月に入り、新型コロナウィルスの影響が世界中に広がっております。危機の中心地が中国から欧州に移ってきた模様です。

新型コロナウィルス感染症の見通し(私見)

3/7の時点で、近未来予想図サロンで、私はこんな見立てを投稿していました。

【世界の状況】
・3月いっぱいは世界中で混乱が続く
・4月ごろから少し落ち着き始め
・5月から以前の経済・社会活動に戻る

【国内の状況】
・海外からの観光客に依存していたインバウンドは引き続き売上減少が厳しい。回復は5月以降まで見込めない

・外食、小売の自粛は3月末まで続くが、4月以降は徐々に回復してくる

・中国から部品・製品が届かない問題も、4月以降は納期は若干伸びるものの少しづつ入り始めてくる

・4月以降は徐々に感染への理解が進み、感染者が出た会社はビルや工場閉鎖というような極端な事例はなくなる

・4月からの学校は通常スケジュールで開始する

・感染症対策の重点は、感染封じ込め・予防から、高齢者・基礎疾患を抱えるハイリスク者が感染した場合の検査・治療等の事後対策に移行していく

国内の状況については、私の見立て通りに進んでいるように見えます。

外出の自粛は継続されているものの、すでに自粛疲れも見えてきており、我慢できなくなった人々が徐々に街に繰り出してきております。

 

一方で、世界の状況は予断を許しません。

イタリア・スペイン等では非常事態宣言が発動され外出が全面的に禁止され、アメリカも欧州からの渡航制限を発表するなど、広範囲に渡ってヒト・モノの制限が掛けられております。

新型コロナウィルスが、指定感染症になっている以上「単なる風邪の類」と済ませることはできず、国をまたいでのヒト・モノの移動は今後も継続しそうです。少なくとも3月末何らかの結論が出て、4月から正常化するということにはならないとは思われます。最も早くても正常化は5月以降になると思われます。

新型コロナウィルス感染症を受けた経済の影響

こちらも近未来予想図サロン内で投稿した内容ですが

企業が今回のコロナウィルス禍で、毀損した資産を時価評価しようとしても、3月末時点では現在進行形すぎて全てを織り込むことは無理だと思うんですよね。

だからGW明けに発表される3末決算では、まだ第一弾の数字であって

ちゃんとダメージが出てくるのは、第一四半期決算の8月頃で、大きな企業の信用不安や、その握り屁などが顕在化してきて、中間決算の10月頃に、繰延税金資産の取り崩しを伴う下方修正が連発される

というようなタイムフレームを想像してます。

で、それらを、事前のリーク情報などを含めて、株価がいつ頃に織り込みに行くかという感じで見てます。

といった感じで、企業の決算発表にダメージがしっかり反映されるのは2020年後半までもつれると考えています。

ここら辺、人によって見方は異なりますが、私の見えている範囲では若い人ほど先行きに楽観的、年寄りほど先行きに悲観的に見受けられます。

綱渡りしてたプレイヤーの危機

コロナウィルス禍は、もともとギリギリのラインで綱渡りをしていた主体に引導を渡すトリガーにもなりそうです。

こういったプレイヤーに破綻危機が訪れると、よりいっそう経済全体に与えるリスクオフムードが濃くなってくるため、注視が必要です。

 

複雑に折り重なっている状況

これまで述べてきたように今回のコロナウィルス禍は、さまざまな状況が複雑に折り重なっているため、一つ一つ情報を解きほぐして丹念に見ていかないと先行きを見誤るなと痛切に感じているところです。

 

まあ、自分に頑張れる事を頑張るしかないんですけどね。

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